東京土産の大江戸
大江戸の創業は1948年。創業者、齊藤祐はそれまで勤めていた国鉄を退職し、東京に遊びにきた旅行者に東京土産を楽しんでもらいたいと、菓子販売を開業しました。駅の販売所、今のキヨスクで東京土産としてお菓子を販売し始めたのが大江戸の始まりです。
現在は社名になっている「大江戸」は、当時、東京土産のコンセプトで企画したお菓子の名称でした。
当時の「大江戸」は、こんぺいとうや豆菓子に加え、カルメ焼きやおこしなど、他社からも仕入れて10種類を詰め合わせていました。当時としては珍しい商品で、駅だけでなく高速道路のパーキングエリアや空港、船内、歌舞伎座、演舞場など、いろいろな売店で人気を呼び、大江戸は東京土産として多くのお客様に親しまれていた存在でした。